不動産屋がやるブックレビュー アラン『幸福論』 連載6回目

皆様、7月下旬から更新が滞り、大変申し訳ありませんm(_ _)m

暑くてさぼってな、なにかとあれがあれでホニャララ(おっさん感だだもれ)だったもので・・・

お・お盆休みもあったし、多少はね・・・

で、今回は6回目、これ何回で完走できるんだろ。。。

第6回目は

11.医 薬
12.微 笑

をレビューです。

11.医薬

学者と読書家ができきます

2人の主張を超短くまとめると(学者の主張は元の分でも超短いです)

⓵ 学者
「自分は真理をよく知っていて、知らない真理も考察できる」

自分の体をよく観察して、少しでも怪しい兆候があれば専門家に調べてもらう、これこそ長生きの秘訣である。。ただし、その学者の生活は非常にみじめだった

ちょっとおかしいとすぐ医者に頼る人って、正直このイメージです。

② 読書家
「自分は人間を迷わす観念を幾つも知っている。その一番の観念は想像力である」

最良の医者でも、自分に呪いをかけること以外に何ができるるだろう?要するに、体の不調についていちいち心配しすぎないこと。体の変調を”足にできるまめ”以上に心配しないことが大事。

ふむふむ

この章、結局はアランの医者ぎらい全開の章です

想像力・・・例えばレモンを想像するだけで唾液が出るのと同じように、サラダにミミズが入っているのを想像するだけで、気持ち悪くなりますよね?

想像力は信じる・信じないにかかわらず、つまり意思に関係なく自分の体が反応してしまいます。

なので、気分の変化や想像力の夢想以上のことは医者にはできないんだそうです。(アラン曰く)

それを踏まえたうえで

  1. できるだけ満ち足りた気分でいること
  2. 体そのものを対象とした、生命の機能を乱すような心配をしない

ことが大事なんです。

人間の思い込みはことのほか大きな影響を与えます。有名な『セビリアの理髪師』で登場人物のバジルが「顔色悪い」といわれ続けて、本当に具合が悪くなるように。自分が誰かに「呪われている」と知ってしまうと”呪われてしまう”ように。

病気や景気に「気」という漢字が入っているように、気の持ちようというのは、心身に多大な影響を与えます。

ワタクシもアラン程ではありませんが、できる限り医者にかからず、薬も飲まないで暮らしたい人間です。よく寝て、バランスの良い食事をとり、適度に筋トレ(またか)そして、いちいち病気のことなんて考えない。

これが万病に効くと思っています。

ワタクシの上の子も、首に腫れがでて熱が出る、という病気(?)にかかったことがあります。

病院でも全く原因がわからず=投薬も無しだったのですが、

完全に自分の治癒力で治しました。

さすが我が子、そしていつもバランス(もちろん味も)の良い食事を作ってくれるわが妻のおかげです。

ちなみに新コロも、罹患しても症状が軽いと薬は出ず(当然ですよね治療薬がまだないので)、高熱で苦しいとき用の解熱剤だけなんだそうです。つまり自分自身の抵抗力のみで治すわけです。

り患するまでの備えがモノを言うわけです。

持病や闘病中の方は、罹患に注意すべきなのはわかりますが、不規則な生活をして、好きなものばっかり食べて、いざ未知のウィルスが流行ると必要以上にビビるのは、人間に生来備わっている力に対して失礼なのではないか、と思います。

人間いつかは死ぬ、それはコロナかもしれないし、そうでないかもしれないだから・・・

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よく読んでたな、江國 香織

今は我慢といいますが、今は今しかないという視点が、あまりにも雑に扱われてるな、とも思います。

※参考までに・・・

スペイン風邪(H1N1新型インフルエンザウイルス)は、1918年から1920年にかけて流行し、世界の人口(当時18億人)の半数から3分の1が感染し、全世界で1900万人から5000万人以上の人が死亡したとされています。

これを現在の人口(2021年時点での世界人口は推計で78億人)に換算すると26億人が感染し、8233万人から2億1670万人相当の死者・・・(現時点での新型コロナでの死亡者は433万人)

さらにスペイン風邪は新コロとは異なり、高齢者よりも若年層がバタバタと亡くなったんです。いかにスペイン風邪がやばいパンデミックだったかが分かりますね。。。

12.微笑

結論から言うと、

微笑は、礼儀であり、気分を変えてくれるものだから、みんな困ったりイライラしたら笑おうぜ!!

ということです。

・・・

やっぱり笑っていれば以下略

実際、不機嫌だと、謎の力によって”不機嫌でいよう”としてしまう(ワタクシ調べ)し、不機嫌でも、無理やりでも笑ってみると意外と機嫌がよくなるものです(ワタクシ調べ)

なので不機嫌とは結果でもあるけど、原因でもあるわけです。

さらにアランは病気は、礼儀(微笑)を忘れた結果であるといいます。

人間は眠れないと眠れないときに腹を立て、焦燥からさらに眠れなくなるように、不吉な想像で不安な状態を高ぶらせ、ますます病気をこじらせる・・・

不機嫌が原因でより不機嫌にはまるわけですね。

逆にそういう気分や思念がない動物は体を酷使しても人間と比べ病気がずっと少ないです(アラン父調べ)

怒りは咳をするのと同じ一種の病気で、咳をひどくすることで病気を逃れられると思い込んでいるのと同じように、怒ることで怒りから逃れられるというバカげた考えである。こうやって無駄に自分の心臓を興奮させ、自らを苦しめるるのは人間の危険な特権なんだそうですよ。

人間の危険な特権・・・いい表現ですね、皮肉が効いてて

こういった情念から逃れるためには、いわゆる一種の”悟り”に到達しなければならないので、じつは逃れないようにするのが逃れるためには一番だったりします。

ただ不機嫌は、悪い状態を維持させようとします。自分が落ち込んでる時を思い出すとわかりやすいです。落ち込んでいるときは何かアクションを起こすのが一番なのに、何もしない状態にいさせようとする。。。

落ち込んでるときは部屋を暗くして、一人中島みゆきを聴く・・・なんて方向に傾きがちです(古いな)

こういった気分に逆らうために必要なのは、

理論による判断力ではなく、微笑んだり、体(筋肉)を動かしたりすることです。

あと、あくび。

あくびっていいですよね。ワタクシもよくあくびしてました。

 

授業中ですが。。。

 

人の気分とは、自分自身が自分自身の姿を示し維持されていきます。不機嫌というレールに乗っちゃうとそのまま気分を変えるのってタイヘン。。。

その維持をガラッと変えるのに、礼儀の義務に助けを求めるわけです。とにかく何でもいいから笑っとけ、というわけです。

・・・

・・・
というわけで今回もお読みいただき

ア・リ・ガ・ト・ゴ・ザ・イ・マス!(二週連続二回目)

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