固定観念を疑う マイホーム(中古住宅のリノベ含む)編② 脱衣洗面所

前回に続き固定観念シリーズ

今回は『脱衣洗面所』

でございます

脱衣洗面所・・・

一昔前までは風呂に入る前に衣類を脱ぐところ&朝の身支度をするところ

でした。

でも、脱衣洗面所、さらに言えば洗面台って部屋と同じかそれ以上に毎日使うところですよね。

今のトレンドはとにかく『動線』です

たとえば

  • 洗濯物をそのまま干せる
  • 干したものをそのまま仕舞える
  • キッチンとの連動

などなど、脱衣洗面所に求められる役割は、以前より多くなっています。

洗ったタオルを干して、そのまましまえたらどんなに楽か・・・

こういった変化を考えると脱衣所って、4帖以上あってもいいのでは?とおもいます

ちなみにワタクシが設計段階から口をはさんだ貸家だと、洗面所とキッチン裏家事スペースの仕切りがなく、5畳ほどあります。天井は湯気がこもらないように珪藻土仕様にしております。
これで、洗面と家事室が連動して、便利に使える。というわけです。
※予算&敷地の関係が許せば、脱衣所とウォークインをつなげて、乾いたものはそのままクロゼットにイン、にしたかった・・・

あと、最近はあるところに洗面台を設けるという間取りもじわじわ人気が出てマス。

それは・・・

玄関&廊下です

玄関・廊下洗面


sennmen
廊下洗面の一例

これはすごくおしゃれ~なヤツですね。

帰宅~リビングまでの移動の中で手洗いができるのは存外便利です。

また流れで手が洗える=手洗いが習慣化するというのは、子供の教育上良いですよね~

それと脱衣所と一緒じゃない分、誰かが風呂に入っていても洗面が使えるというメリットもあります。

いいことづくめのような廊下洗面、ですが、

  • 壁・床が水はねで汚れる
  • 配管がばらけるので施工費が高くつく
  • オシャレに保つのはひたすら努力あるのみ

というデメリットもあります。

昨日のブログでもふれた『固定観念を捨てる』

家のプランニングをするとき、

  • 洗面所は二帖(一坪)
  • 洗面台は洗面所一択

という固定観念を捨ててみてください。

  • 自分にとってここはその広さでいいのか?
  • そこに何をどれだけしまいたいのか?
  • そのスペースはどんな用途で使うのか?
  • その使用方法・設備が自分たちのライフスタイルに合っているのか?

誰かのおうちではありません。あなたのマイホームです。可能な限り、使いやすさを追求したっていいじゃない。人間だもの・・・

・・・

と、いうわけで良い週末を。

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