連休前に冷や水を浴びせる不動産業者の鑑

4月も終わりますね

繁忙期もようやく落ち着いてまいりましたので、また更新の頻度を上げてまいりたいと思います。

さて、最近住宅メーカーの折込広告などでよく見かける【消費税増税】のワード

もうほんと、これ何とかならないのかしら。。。ひどいのになると、今買えば300万円近く節約になるとか・・・本当ですかね、それ。

消費増税前、空前の低金利、今がチャンス!!とあおるのは結構ですが、結局需要の先食いですよね?

特に消費税の増税があれば、住まい給付金が増額されますから大きな影響、そんなないんじゃないですかね。そこまで説明してますか住宅営業各位

地デジ切り替え時に需要先食いしまくった家電メーカー各社はその後どうなりましたか?

で、買い時の話

結論から言うと不動産(特にマイホーム)の買い時なんて、あってないようなものです。

じゃあいつ買えばいいのか。

だからといって待ち続ければいいのかというわけでもないですから、ようは買いたいときが買い時なんですよ(なげやり)

・・・

少しマジメに不動産を取り巻く環境をちょこっと書いてみます。

 

①地価の下落

はっきり言いましょう。鶴岡市の土地の値段がバブルみたいに上昇する可能性は万に一つもありません。緩やかに下落or横ばい(ごくごく一部がちょこっと上昇)が続くでしょう。

②設備の性能向上

お風呂やキッチン、トイレ、洗面台といった器具だけでなく、断熱材や窓ガラス、床材、内装といったものも日進月歩で性能がよくなっています。今買ったものは、10年後それよりも段違いに良いものが出てるのは、何も家電に限ったことではありません。

③家族構成の変化

子供が何人か、同居するのかしないのか、ペットは飼うのか・・・ここが固まっていないと後から使いづらい・・・なんてことにも。

④返済と家計の関係

ローン減税が終わる11年以降、還付されるお金が無くなるので、家計におけるローンの比率が高くなります。収入が順調に増えていれば違うのでしょうが、その厳しくなるタイミングで子供が大学進学(しかも東京・理系・私立)だったりしたら・・・

⑤実家どうする問題

実家があるのに土地+新築した場合、実家が空いたらどうする問題は避けて通れません。しかもその空き家は築50年近い老朽空き家・・・

上げればきりがないのですが、これくらいでしょうか。

ネガティブなことばっか書いてんじゃねーよと思われるかもしれませんが、こういったことを知ったうえで買って欲しいんです。

何度も何度も書いてますが、家を買うことは幸福追求の手段であって、目的ではありません。家を買ったために不幸になった・・・なんてことになると、私たちも悲しい気持ちになります。

 

連休前のウキウキつぶししてスミマセン。。。。連休後はもう少しアゲていきますです。

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連休はちょっと遠出してきます。

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