『#8月31日の夜に』を観て、おもうこと

おはようございます

9月はじまりました。

東京やらの都市部では、今日から新学期(あってますよね?)

先日も休み明けはしんどいネタでブログ書きました。

NHKでは毎年8月31日にこんな番組を放送しております

#8月31日の夜に。 ※こういう取り組みは続けることに意味があるんですよね。。。

とにかく生きづらかった10代を思い出しながら見ておりました。

子供たちは関係を持てる組織が限られるので、そこで立場が悪くなると・・・苦しい。

でも、こうやって苦しいのは一人じゃないんだな・・・と知るだけでも、ずいぶん救われる。こういうネットやSNSの使い方っていいなと思います。

この番組のMCを務める尾崎世界観のインタビューが、いいんですよね

尾崎世界観が夏休み終わりの“ゆううつ”と向き合うプロジェクト【#8月31日の夜に。】

引用ですが

──番組のMCを務められるのは今年で3回目ですが、いまどんなお気持ちですか。

毎年この時期になると「あぁ、またこの番組が始まるんだな」という気持ちになります。放送時間が限られているので、その中で深い気持ちに寄り添うということが本当に難しいんですよね。かといって、きりのいいところで何かそれらしいことを言って終わらせたくもないですし。

だから、何かこれができたというような達成感はなくて、放送が終わると後悔が残るし、モヤモヤした気持ちにもなります。でも、解決できないのなら、せめてそういう気持ちをちゃんと持ち帰りたい。誰かの気持ちに寄り添うことの途方もなさを精いっぱい感じるのが、この番組における自分の役目だと考えています。

放送時間内になんかキッチリ締めなければならない・・・そういう番組が多いですが、この番組はあまりそういうのはないのが安心します。

解決なんかできないことを前提にすることで、自由にネガティブな気持ちをぶつけやすくしているのがとてもいいです。言葉にすると感情に形ができますから。

来年以降も続いてくれることをねがっております。

そんなことを書いているワタクシ、人文系の学者でも何でもない、ただの街の不動産屋です。

売れれば、買えれば、それも安全な取引で。

これがゴールだとはっきりわかりますからね。不動産屋のお仕事は。

それでも、ゴールに至るまでにたくさんの気持ちを聴きとらねばなりません。

売る方の気持ちも、買う方の気持ちも

感情の整理が追い付いていないと、時間がかかることもあります。

でも手放すに至った気持ち、購入に至る気持ちをどれだけぶつけてもらえるかが勝負だと思います。

だから、ワタクシは聞く・聴くのハードルをできるだけ下げておきたいなと思います。

いきなり横柄な態度だったら話す気なくしますからね。。。

寄り添うとか、繋がるとか、そういう言葉にあふれているからこそ、まがい物にならないようにしなければならんな。。。そんなことを考えさせられた8月31日でした。

それではまた、あした。

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