熱意ある想像は創造できる『アンビシャス』読書レビュー

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

いやー今日契約だったのですが、当日まで売主様の『権利証』を目視で確認できなかったので、不安で不安で。。。

朝四時に目が覚めましたよ。。。

さて、シーズンも始まりました

我が巨人軍は・・・

今年も元気に大城バント、マシンガン継投・・・

去年から阿部ヘッドが指揮してたとささやかれていた噂は本当だったようです。。。

もうヤダこの在京球団。

で巨人の本拠地は

言わずと知れた東京ドーム

でちょっと前までもう一球団、東京ドームを本拠地にしていたのをご存じでしょうか?

チッチッチッ・・・

チッチッチッ・・・

チッチッチッ・・・

盛会は・・・日本ハムファイターズ

当時のロゴ、、、懐かしすぎる

オバンドーとかウィルソンがいた頃やね。。。

で札幌ドームに本拠地を移し、北海道日本ハムファイターズに改名したのが2004年

20年前です。そんなになるんか。。。

で、晴れて単独本拠地を手にしたおハム。

でしたが

札幌ドーム側がアレだったんですよ・・・

殿様放漫経営で、ハムの利益がどんどん搾取されていた。。。

※ハムの札幌ドームからの移転騒動をちょろっと紹介したページ本ブログではけっこうなアクセスがあります。これ↓

で結局は放漫経営のせいでハムは自前のボールパークを建設することになり、札ドは捨てられてしまったわけです。

ワタクシのブログ記事は、あくまでも傍観者から見た外観上のざまぁ話です、ええ。

ざまぁ話なのは確かですがね。。。

で、この移転までの顛末を当事者への取材をもとに書いたのが・・・

『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』

兎に角、

日ハム側の熱意がすごい。

そして北広島市の担当者の方もアツい。

そしてそして札幌市の市長もアツい

そしてそしてそして、著者は落合を取材した超名著『嫌われた監督』の鈴木忠平氏

えげつない量のパッションを感じました。

あんまりネタバレしたくないのですが、一番心に刺さったエピソードがこちら

日ハム新球場のキーマンである前沢氏

彼は甲子園の土を踏むことは出来なかった数多の高校球児の一人なんですが、彼が大学時代実際に甲子園出場経験のある学生に話を聞くと

「実際に甲子園のマウンドに立つ姿をリアルに想像できていた」

といったんだそうです。創造できる想像しか実現しない・・・うん。。。胸に刺さります・・・

だから、前沢氏のなかに「こういうボールパークを創りたい」がずっとブレずにあって、それを実現したのがエスコンなんです。

で一方

構想地選びで負けてしまった札幌市のおかれていた立場にもしっかり触れております。

候補地選定すらままならず、いよいよ候補地が見つかっても”だれが責任者で、誰を説得すればいいのか”がはっきりしない、必ず反対する人がいる・・・という大都市ならではの悩み。

そういった実状をまとめて議会と対峙するも、札ドがあるのになぜ必要なのか・・・という周回遅れの話から説明せざるを得ない市長の苦悩。。。

破れた側にも事情があるんだな。

そして

過不足なく、感情に訴えすぎない筆致で描き切る、鈴木氏

やっぱスポーツノンフィクション系では一頭地を抜くそんざいですね。。

やきう好きでなくても必読の一冊です。

読了後・・・

やっぱり札幌ドーム株式会社はク〇だってはっきりわかんだね

おーい長沼氏『アンビシャス』読んだか?

という訳で今日はここまで、ではまた明日Cyaoノシ

はよ寝たい。。。

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