休日リライト ~欠陥住宅から考える~

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

お休みということでリライトです。

この事件は正直、胸が悪くなるようなお話です。

それではどうぞ。

(初出2014年8月)


この間、深夜番組で不動産業者の話をしていましたね。中居クンのやつ(※中居正広のミになる図書館)

で、プロ野球解説者の大島康徳氏の欠陥住宅の話は、本当にびっくりしました。※ 大島康徳氏、2021年にガンでお亡くなりになっております。闘病のみならず、欠陥住宅で精神的にも苦労されたことを考えると、とてもいたたまれない気持ちになります。。。
その中の、プロ野球解説者の大島康徳氏(故人)の欠陥住宅の話は、本当にびっくりしました。

築20年の自宅が欠陥住宅というものでしたが、こんな内容でした

①断熱材が入っていない
②勾配が取れていないので雨が降ると車庫に水がたまる
③シャッターの高さがあっていない
④設計図通りに立っていない
⑤洗濯機を回すと家が揺れる
⑥照明器具が落下(!!)よくみると接着剤で設置してあった

うーんこの・・・

壁に断熱材が入っていないっていうのは、直接見られないので気づかないのもわかるのですが、車庫の中が水浸しになるとか、照明器具が落下してくるなんて言うのはすぐわかるのに、今までなにもしてこなかったの?

・・・とおもっていたら、4年前から協議を行い、現在は係争中とのこと。詳しくは大島康徳氏のブログをご覧ください (大島康徳氏のブログ はこちら)
※こういう重要な情報は絶対オンエアするべきなのに、しないのは正直TV局に悪意があるとしか思えません
 

こんな住宅を建ててしゃあしゃあとしている悪徳業者は論外としても、ワタクシも衣食住の『住』を取りあつかう不動産屋・・・

今まで以上にお客様に誠実に向き合わねばならないな、と思います。

ただね・・・

何から何まで不動産業者・建築業者任せというのは、例えるなら、政治のことをなんにも知ろうしないで「政治のことは難しくてわからない」と言っているのと同じです。

家を建てる方は、

着工→完成までの全工程、最低でも1回は現場に足を運んで写真を撮るくらいはするべきです。

これは、業者を信頼するしないの問題ではありません。

けっこうな額の借金してマイホームを建てる当事者として当たり前のことです。


これから人口が減少とともに、不動産を求める方も減るのが必定。

不動産業界も厳しさを増していく一方でしょう。悪い業者が淘汰され、がまともな業者だけ生き残ったらいいな…

もし不動産取引(売買でも賃貸でも)で不安なことやわからないことがあれば、コメントいただければありがたいです。


ここまで

その後の顛末、こちらにありますのでご一読ください

大腸がん闘病中の大島康徳氏、夢のマイホームが欠陥住宅だった!電気つけたら天井落下

一部勝訴で訴訟費用にも満たない金額もらっても・・・

住宅の品質は居住者の健康に大きく影響を与えます。

本当にひどい話です。大島さんのオクサマが腸閉塞になったのも、がんを発症したもの、直接の原因ではないにしろ、劣悪な住環境が悪影響を与えていたのではないでしょうか。

値段には必ず理由があります。

とっても安い住宅には、安いなりの理由があるんです。

大島さんの場合、安くない金額を支払ってこれですが・・・

建てる側にも、建てている側を盲目的に信頼するのではなく、監視する目を持つくらいの気持ちで家づくりに臨んでもらいたいです。

ではまた明日・・・Cyaoノシ

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