データの話・・・

あんなイチロー見とうなかった・・・

皆さん、プロ野球選手名鑑、何買いました?

我が家は豊富なデータで有名なスラッガーの奴です。

npbmeikan

このスラッガーの選手名鑑・・・

一般の方にはあまりなじみのない守備を評価した指標、UZRが乗っていて、データ大好き人間のワタクシにはたまりません。

え、何の話かさっぱり分からない?

簡単に説明すると、UZRとは

  • 捕球能力
  • 守備範囲の広さ
  • 送球の正確さ
  • 併殺プレーの速さ

をデータ化し平均の選手よりも失点を何点防いだかを数字にしたものです。uzrがプラス4だとすると、並みの選手よりも4点失点を防いだということになります。

※超分かりやすいブログ見つけたのでリンク貼っておきます
https://katsuwopapa.com/2018/10/10/yakyu-uzr-sihyou/

守備を多方面から数値化することで、エラー数だけではない、守備の上手い下手の評価ができるようになったというわけです。

某方面では有名なのが横浜DeNAの倉本選手

2016年、ショートだった倉本選手の失策数は『6』、ちなみに巨人の坂本が『15』

これだけ見ると倉本選手は守備いいじゃんとなりますが、

UZRを比較すると、坂本選手が+15.1

対する倉本選手は驚異の-12.6

そして恐ろしいことに、このUZRは相対評価の数字なんです・・・

この年、阪神の鳥谷選手のUZRはさらに驚異の-30.5

もし阪神のショートが鳥谷選手以外だったら・・・倉本選手のUZRはもっともっと低かったということになります。。。

が、

2016年当時、こんなことを言っていた野球解説者がいました。

rougai
二度目の登場です。THE老害H氏

守備といえば、ショート・坂本勇人とサード・村田修一のエラーが多いのも気になる。
3番でショートの坂本はシーズンを通して好調を維持して首位打者になったが、失策は16でリーグワースト2位。 トップは広島・田中広輔の18だが、巨人のショートが守備の悪い田中の次にエラーが多いのは恥ずかしい。 しかも5番でサードの村田も失策は15で、ワースト3の2位と3位を巨人の三遊間が占めている。 他チームの内野手を見てみると、初のCS進出を果たしたDeNAのショート・倉本寿彦の失策は6、 ヤクルトのセカンド・山田は5で、坂本や村田よりはるかに締まった守備を見せている。

・・・

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倉本寿彦の失策は6、 ヤクルトのセカンド・山田は5で、坂本や村田よりはるかに締まった守備を見せている。

・・・もはや試合見てないのがはっきりわかりますね。

データはそれを手に入れた人がその意味をちゃんと読み取れるかどうかも非常に重要です。

つまり、だまされないためには、やっぱり自分で情報を集めて審美眼を磨くしかない・・・

これは不動産の購入時も同じです。価格だけじゃその物件の良しあしは分からないです

楽していい物が手に入る・・・これはよっぽど運がよくないと難しいんです・・・

お、ちょっとらしい感じでまとまったので、今日はこの辺で。

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