○○ファーストと困っているひと・・・

皆様ご機嫌麗しゅう・・・

ついに空気が冬のニオイに。。。

まぁ、

11月だししゃーない。

(来年春に)切り替えていこう。。。

そしてタイヤも(スタッドレスに)切り替えていこう・・・

2017年流行語大賞候補にもノミネートされた○○ファースト・・・

都民ファーストの体たらくのせいで、SDGs並みにうさん臭く感じるのはワタクシだけでしょうか?

そんな○○ファーストの中でもこれは”ガチ”と思う○○ファーストがあります。

それは

ハウジングファースト

!?!?という方が殆どかと思いますので、ちょこっと説明しますと・・・

ハウジングファーストとは、

「ホームレス状態にある人の困難にはまず安心できる住まいを得られるようにしよう。住まいは権利である」という理念を中心とする、主にホームレス支援を目的とする社会政策や社会支援の分野において比較的最近発明された枠組み

※Wikipedia ハウジングファーストより引用

今調べたらNHKでも以前特集組んでたんですね。。。

【特集】東京“ホームレス” (3)ハウジングファーストという考え方

簡単に言うと、ホームレスの自立には、食事・就労よりも住環境を整えることが最優先だ、という考え方です。で、自分の物理的な”居場所”が確立すると、就労・生活習慣の改善に意欲的になるんだそうです。

これ、痛いほどわかります。

我が社でも、刑期を終えて出所した方々にアパートをあっせんすることがあるのです。

本人が高齢で実家がすでにない方や、あっても帰ってくることをはっきりと拒否されていたりと、出所しても行く当てがないわけです。

で、社会福祉協議会さんや、定着支援センターさんがこういった方々の”住まい”問題に尽力されておられます。そこで弊社の出番、なわけです。

ご納得いただた大家さんの物件をご紹介して、すでに何組かご入居くださっております。

で、この出所した方々、問題を起こしたり、また再犯を・・・と心配されるかもしれませんが、

いままで社会福祉協議会と定着支援センターさんからの案件で入居された方々に関しては、トラブルは全くございません。

むしろ積極的に自分の生活をよくしようと、図書館行ったり、料理に挑戦したり・・・すごく真面目です。

それもこれも、

自分の家=何者にも侵蝕されない自分だけの場所が確保されている

からなのは論を俟たないでしょう。

ワタクシ、こういった人の役に立つ仕事ができた時、この仕事をしていてよかったなと心から思います。

しかも仲介手数料という報酬までもらえる。

ただね・・・

こちらが尽くしても、それが伝わらないケースもあります。敵意まで向けられると・・・ちょっと・・・※もちろん恩着せがましいことは一切考えてません。

今後も困っている方への住の支援は、できる限りで続けていきたいと思います。

で、このハウジングファーストという考え方、

東畑開人著『聞く技術、聞いてもらう技術』という本でしりました。

ちなみに今年刊行の本です

・・・めっちゃ最近じゃねーか!!

この本の内容は別の記事でじっくりやろうと思っておりますので、お楽しみに。

この東畑さんの文章は、平易で人間味があって読みやすい上に面白い。

他の著書もおススメですので、秋の夜長に是非ご一読ください

・・・もはや冬ですがね。。

明日はお休み(やすんでばっかじゃねーか)です。。。リライト、お楽しみに。

ではノシ

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