ジェンダーギャップだけ取り上げるのもうやめてくださいしんでしまいます

おはようございます。

表題の通りですがこの季節になりましたね。一年は早い・・・

男女平等、日本は117位 高市首相誕生で1つ上昇、G7では最下位

・・・これを記事にしているのが社会の公器を自称する新聞、頭が痛くなる。

ダメさが多重構造になっている、ダメミルフィーユのような記事。

あらためて、男女共同参画に関する指数は三つあります

  • GGI ジェンダー・ギャップ指数
    世界経済フォーラムが、経済、教育、健康、政治の分野毎に各使⽤データをウェイト付けしてジェンダー・ギャップ指数を算出している。0が完全不平等、1が完全平等を表している。
  • GDI ジェンダー開発指数
    GDIは、人間開発の3つの基本的な側面である健康、知識、生活水準における女性と男性の格差を測定し、人間開発の成果におけるジェンダー不平等を表している。
  • GII ジェンダー不平等指数
    ジェンダー不平等指数(GII)は、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)、エンパワーメント、労働市場への参加の3つの側面における女性と男性の間の不平等による潜在的な人間開発の損失を映し出す指標である。値は、0(女性と男性が完全に平等な場合)~1(すべての側面において、男女の一方が他方より不利な状況に置かれている場合)の間の数字で表される。

男女共同参画に関する国際的な指数 (男女共同参画庁)

三つの指標 最新のデータ貼っておきます

GGI ジェンダー・ギャップ指数

GDI ジェンダー開発指数

GII ジェンダー不平等指数

で、朝日の記事は

三つのうち、GGI ジェンダーギャップ指数が世界117位だけを取り上げているわけでです。

ただ、冷静に考えてください。

日本より順位が二つ上のブルキナファソ

外務省から全土に最高レベルの「退避勧告(渡航中止勧告)」が発出されてるんですよ・・・

※20269月17日現在 リアルタイムの情報は海外安全ホームページ ブルキナファソをご覧ください

肌感覚と順位の強烈なギャップこの違和感、こちらの記事を読んで氷解しました。

「日本はジェンダーギャップ125位」をそのまま受け取ってはいけない…「指数」が反映しきれない現実の世界(2023年の記事です)

ちょっと引用しますが

 ジェンダーギャップ指数で7位にいるニカラグアでは、未成年出生率が高く、実に日本の30倍にも及ぶ。さらには10〜14歳の女性の出生率が高く、しかもそのうちかなりの部分は性暴力による望まれない妊娠の結果であることが、国連人口基金の報告書で指摘されている。この深刻な実態を考慮に入れるジェンダー不平等指標では、ニカラグアの順位は当然低くなる。
 しかし同じ「健康」関連指標でも、ギャップを定義できる項目に絞っているジェンダーギャップ指数では、なんとニカラグアは日本よりもスコアが高いのである。ギャップが定義できる項目のみを採用するという方針には、この点については合理性がないと判断すべきだろう。

~~中略~~

 政治部門で高い数値を生み出しているルワンダだが、これにも注意すべき背景がある。
 ルワンダはアフリカ地域によくある家父長制的文化を共有していたが、1994年のルワンダ虐殺以降、極端に人口が減った男性の役割を補うかたちで、(草の根ではなく)政治主導で「女性の社会進出」が進められたという経緯がある。第2次世界大戦で各国に見られた、戦場に行く男性の代わりに女性が男性的な職業で働くようになる現象と類似の動きがあったわけである。
 つまり、このジェンダーギャップ指数だけでは、日本が置かれた状況と、解決策を導くには不足が多すぎるわけです。

※ 記事より引用、順位は当時のものです

ジェノサイドからのクオーター製やられたらそりゃ女性進出で負けるよ・・・

日本はダメだ、という結論ありきでデータを遣おうとするから現実と大きなギャップ生まれる。

実際は、三つの指標を精査しなければいけないのに、各社GGIばっかり取り上げてる。

本来こういうデータの読み時こそ、新聞やテレビが行うべきだと思うのですが・・・

絶対やらねーもんな。。。

なので、データをちゃんと読みこんでいるWEB記事をご紹介します。

あくまで冷静に、データが一体何を示しているかをわかりやすく解説している。

そしてこの記事の著者が望月 茉梨藻さんという女性の方だというのも心強い。

この記事にある通り、

高学歴で能力がある女性の経済・政治への参画が遅れている、もしくは正当な評価を受けていない。

プラス女性側が管理職や政治分野にそこまで積極的にかかわりたくない、というバックグラウンドもあります。

いずれも社会構造の変化とともに、ゆっくり変わっていくんだろうな。急に変わるものじゃないですから。

最後に、望月茉梨藻さんはこんなことを書いています。

データは時に残酷ですが、私たちを責めるためのものではありません。実感としての「差別なんてない」という平穏と、データ上の「118位」というズレを見つけたとき、「このズレの裏側には、どんな社会の前提が隠れているんだろう?」とパズルを解くように眺めてみる。そのプロセス自体を楽しんでみてはどうでしょうか。

この態度、老若男女問わず見習わなければなりませんね。SNSのエコチャンにどっぷりつかった連中は特に。

こうやって恣意的なデータ利用をすればするほど

メディアは信頼を失い

考えが違う者同士の分断の溝が大きくなり

ぎすぎすした世の中になる。

メディアの罪は本当に思い。

あと積極的に発信しない国も同罪です。

誤解なきよう書いておきますが

ワタクシ

2024年にこの件を取り上げた時も書きましたが

男女平等だなんて思ってません。鶴岡みたいな田舎程ギャップが大きいと思ってます。

データをちゃんと読み解いて本当の問題をあぶりだしたいと思っているだけです。



鈴木不動産株式会社:山形県鶴岡市出身の不動産業者です。ブログ・全物件ページ代表取締役 廣瀬が更新しております。地元の不動産事情とニッチなニュースとグルメ情報をブログにしております。常に”正直”な発信を心がけていますので、一つ良しなに。。。

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