空家って難しいんですよ(前篇)

皆様ごきげんよう

さて、空き家の増加が社会問題となって久しいですが、直近の国の調査(平成30年)だと

全国に846万戸、空き家率は13.55%

どえらい数字です。見るたび暗澹とした気持ちになります。鶴岡市にも3600を超える空き家が現存しております。

そんななか、我が鶴岡市では、鶴岡市とワタクシが理事長を務めるNPOつるおかランド・バンク(と宅建協会)が共催で年三回、空き家相談会を実施しております。

でその第一回目が今日なんです。

毎年、初回に40組くらいの相談者がおいでになるんです。

今年は・・・

・・・

・・・

49組・・・

10~12時の間に、です。。。

※オーバーして12時30分ころまで相談受けておりましたが・・・

座る暇もないですよ。

この6月の相談者が多いのには理由があります。

固定資産税・都市計画税の納税通知書が5月に送られるんです。この納税通知書内に相談会のお知らせを同封してるんですわ。

しかもコロナ禍の2020年・2021年は県外から相談者全部お断りしてたので、今回行動制限がなくなって圏外からもわんさとやってまいりました。。。

相談内容も多岐にわたるのですが、正直

『これどうもならん・・・』という相談があります

それは

  1. 農地
  2. 山林
  3. 所有者認知症で判断能力怪しい

1.農地

(超例外を除いて)原則一般の方の購入はできません

一般の方に売るには、農地を宅地に変更する必要がありますが、農業委員会が関係してくるのし、その手続きそのものに多額のおカネがかかるのです。特に郊外地だと、そもそも農地を宅地にすることにきょがが下りないケースもあります。

2.山林

・・・ほしい人がいません(直球)

もしほしい、という方がいれば、何を差し置いてもお譲りするのが吉です。

3.認知症などで判断能力が怪しい

単純に売却意志の確認ができないため、所有権移転ができません

一番困るのは

この1から3の相談が非常に多いこと。。。

ただ、最後の③は、一応解決策と予防策があります。

が、今日は久々時間が無いため、次回へ続く・・・

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