おはようございます
朝ドラ『あんぱん』今日が最終回でした
うーん
最終週通しての感想ですが
・・・心の機微を全部セリフにしてしまうんかい。
余韻を味ったり、余白を想像したりするスペースがなかったな。。。
あと、脚本家をモデルにした少女が出てきた回・・・
脚本家の中園ミホ氏は書けて良かったとおっしゃってましたが・・・
失礼極まりない子供が無礼を働きまくる、それを注意しない祖父
ただ、その子には親を早くに失うという悲しい過去があった
だがね、
朝から不快にさせられる視聴者の身にもなってくれよ・・・
『虎に翼』の時も思いましたが、やっぱり半年スパンでのドラマ脚本だと、ずっと面白いものを書くというのは、不可能なんじゃないかと。
それでも次の『ばけばけ』も見ますよ、ええ。
さて、閑話休題
お隣の秋田県・・・すごいペースで人口減ってますね
秋田県人口87万人台に 去年7月に90万人を割り込み今年3月には88万人台に…加速し続ける人口減少
今年5月、山形県総人口が100万人を切ったのは記憶に新しいところです
あらためて、人口減少社会について書きたいと思います
我が鶴岡も、今年合併20周年を迎えました
合併当初15万人近くいた人口もいまや11万5千人(令和7年8月時点)
20年で3万5千人減少したわけです。単純計算で年間1650人減少
65歳以上人口の高齢化率はもうすぐ40%
子供の数も令和6年の出生数503人
会合で少子高齢化の話がでると、よく
若い世代がもっと産んでくれなけば・・・みたいな話をする方が多いんですが、
そういう問題じゃないんですわ。
一番の問題は出産する年代の若者が少ないこと
※一番はその程度の認識だというのが問題なんです
あ、もう一つ大事なことが
氷河期世代を切り捨てたこと
氷河期世代はもそれなりに人口ボリュームがあったのに、就職できない、非正規しかなかった、就職できてもヤベーブラックだった・・・という人たちが多数いたため、外的要因で結婚も子供を持つこともできなかった。
で、この世代は今40代です。結婚はともかく出産は母体に結構大きいリスクを伴います。
命を懸けてでも子供を・・・というのは酷な話ですよ。。。
適切な対応をしていれば、今のように急激な減少にはならず、もうちょっと緩やかに減少したはずなんですよ。
そうやって時間を稼げたのに・・・まぁ今さら言っても仕方ないか。
ただ、人口減少は世界各国共通の問題
その証拠に
福祉が超手厚い北欧でも減少してるんですから。
世界規模だと2080年の103億人をピークに減少に転じるとのこと。
人口動態予測はほぼ外さないので、数年のずれはあれど間違いなさそうです。
これからは減ることをネガティブにとらえるのではなく、狭い日本にちょうどいい人口に落ち着くんだと楽天的に考えましょうや。
おまけに山林が国土の6から7割なのに、人口が多すぎたんや。
危険な崖近くとか、山の中とか、時代の変化とともに住めなくなる地域が出てくるかもしれません。
そんなときわれわれの不動産業はどうなってんだろうな・・・
そのころにはワタクシも天寿を全うしているでしょうけど。。。
という訳で今日はこの辺で。また明日、お会いしましょう