平成最後の更新(今度はうそではない)

かなりサボってしまいましたね・・・・

明日から10連休、ワタクシは9連休です。

・・・

同業者の皆様もあらかた連休みたいでホッとしております。

ワタクシ・・・・

 

こんな長い連休、

大学生以来です

ので、連休を満喫したいと思います。。

 

さて、このブログ

今度こそ本当に平成最後の更新ですが、令和時代中に、日本から絶滅してしまいそうな絶滅危惧種のおハナシです。

絶滅危惧といっても、トキとか、ウナギとか、動物の話ではありません。

 

それは、

畳屋さん、表具屋さん、金物屋さん、壁左官やさんといったいわゆる『職人さん』

以前は家を建てるとなると、建物は大工さん、畳は畳屋さん、ドアや引き戸の建具は表具屋さん、ドアノブや蝶番は金物屋さん、壁は漆喰塗する左官屋さんがそれぞれ匠の技を集結させて一軒の家を完成させていましたが、

今じゃ

  • タタミはめっきり数が減ったうえ、ビニール何ぞ使ったりするし
  • 建具は某リクシルが枠・金具全部完成の状態で送ってくるので、ビスでとめるだけだし
  • 壁はビニールクロス貼りつけるだけだから左官いらないし

・・・

こういう技術、このままだと、国宝やら伝統建築に携わる一部でしか使えなくなって、衰退しまくるんじゃないでしょうか・・・

藁の畳に天然のイグサ畳が、日本からどんどんなくなる・・・

これは非常に由々しき問題ですよ。。。

 

とある業者さんは、今の畳業者は『売ること』にお金を集中させていて、作ることは二の次のところがほとんどだ・・・と話しておりましたが、

これは畳だけではなく、住宅建築業界全般に言えることなんじゃあないかと思います

家は安くできるだけ早く建てるのが良いとしてきた業者と、それをありがたがってきた消費者

いい加減、この考え方を変えないとまずいですよ。。。

ワタクシ、マイホーム建てるとしても正直

1/1 スケールのプラモデルみたいな家には住みたくありません

この家は〇〇建築さん、〇〇ホームさんでなければ建てられなかった・・・という家に住みたいです。

※今のところ建てるつもりも予定も全くありません。。。念のため

いえは資産だとお考えならば、その資産を作り上げるのに、建てる側がもっともっと労力を割いて調べる、建築がはじまったら、業者さんにあいさつしながらいい関係を築く、こういったことが大事なんじゃあないかと思います。

令和は今までの消費の仕組みが、いい方向に変わっていってほしいな、とおもます。

それでは皆様、良い連休を。。。

※連休明けは更新・さぼったりしませんので・・・

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